お客様の声:株式会社丸伸木型製作所様|インドネシア|ここでは当社のサポート事例をご覧いただけます。
株式会社フォーバルによる信頼の海外進出支援
株式会社フォーバルによる信頼の海外進出支援
ウレタン製品手加工から金型までトータルに手掛ける丸伸木型製作所
Q:丸伸木型製作所様の事業内容を教えてください。
主に、自動車の内装でウレタン製品の製造です。マスターモデルから3Dのデータを起こして、そこからアルミの金型を鋳造して組み付けまで一貫して請け負っています。インドネシアでは、自動車関係のアルミ型の鋳造と金型製作をメインでやっていますが、日本の本社の方では、電車とか航空機、家具などの仕事もあります。こちらの工場は2014年の8月から本格稼働しました。
のびしろを感じた活気あふれるインドネシア
Q:インドネシアに進出を決めたきっかけ、理由を教えてください。
インドネシアには、同じ自動車関連の会社さんや、メーカーさんが多く進出されているんです。こちらから注文されたものを、日本で作ってはインドネシアへ送っていて…、じゃあ我々もインドネシアで作ればいいのでは?というのがきっかけでしたね。
インドネシアは人口も多いし、活気もあるし、この先の伸びしろがあるなと感じました。もちろん他の国も検討しましたが、インドネシアには競合企業も進出していなかったし、「今がチャンスかな!」という感じでした。タイミング的にはベストだったと思います。
インドネシアでの手応え&フォーバルの対応
Q: 実際にインドネシアで創業してみていかがですか?
現時点では、材料の調達に一番気を使っています。日本で扱っているものと同等のものがこの国にはないので、一番近いものを使っているのですが、まず、品質にばらつきがあります。鋳造に使う薬など国内にないものは、タイから仕入れています。それから、時間感覚が日本とは違います。日本では、「いつまで」という期限は絶対に守られるけど、こちらの国では分からないんですよ。例えば去年のことですが、メーカーさんの発注忘れでその鋳造に必要な薬が届かなかったことがありました。そのせいで10日くらい仕事が止まってしまったんです。日本だと、緊急で当日や翌日発送できますけど、こちらではそうはいきません。部品の加工の外注など、2~3日で出来そうな仕事でも、2週間くらいは余裕を持って発注します。私が駐在していなかった創業当初、日本から電話やメールのやりとりだけで進めていたのですが、「なんで期日までにできないんだ?」ということばかりでした。本腰入れて実際にここへ来て、初めて日本の時間感覚が通用しないことを実感できましたが、来てみないことにはわからなかったですね。こればっかりは、そういうものと割り切って、慣れることですね。
Q: フォーバルの対応、サービスはいかがでしょうか?
何から何まで支えてもらえたから、助かりました。レンタル工場で言うと、中には日系企業さんしか入っていないので、先に入っている方にいろいろと話も聞けたし、後から入られた企業さんとは協業できているので良かったですよ。